講義ノート集

KUT経・マネ/プログラミング系授業

LaTeXを用いた数式の記述

Markdownに数式を書く

Markdownファイルには数式を挿入することができます。その方法については、矢内先生の資料が詳しいです。

ローカルコンピュータでLaTeXを使う

WindowsにLaTeXをインストールして使うのはかなり面倒です。Linuxの良いところは、面倒な設定をしなくてもすぐにLaTeXが使えることです。

適当なディレクトリを作って、vscodeで開き、ディレクトリ内にテキストファイルを作りましょう。ファイル名はtest.texとします。このような.tex拡張子をもつテキストファイルをtex(テフ)ファイルと呼びます。ファイルの中に次のように記述しましょう。

\documentclass{jarticle}
\begin{document}
オイラーの等式
$$
e^{i\pi} + 1 = 0
$$
\end{document}

ファイルを保存したら、ターミナルで当該のディレクトリに移動し、次のように入力してtexファイルをコンパイルします。通常LaTeXではコンパイルにlatexというコマンドを使いますが、日本語ファイルをコンパイルする際は、かわりにplatexというコマンドを用います。

platex test

もしくは

platex test.tex

でも構いません。実行すると、ディレクトリ内にtest.dviというファイルができます。環境にも依存しますが、xdvik-jaというパッケージがLinuxにインストールされていれば、次のようにしてdviファイルを表示できます。

xdvi test.dvi

しかし環境によっては、日本語が含まれているdviファイルを表示できない場合もあります。そのような場合は、次のようにしてdviファイルをpdfファイルに変換しましょう。

dvipdfmx test.dvi

これでtest.pdfというpdfファイルが作成されます。pdfファイルは次のようにして閲覧できます。

gio open test.pdf

もしくは

evince test.pdf

でも良いです。

LaTeXでどのように複雑な数式を作るかは、次回詳しく学ぶことにしましょう。

Overleafで数式の入った文書を作成する

overleafはインターネット上でLaTeX文書を作成、共有、コンパイルすることができる非常に便利なサービスです。overleafの設定等については矢内先生の資料に詳しいです。無料アカウントでも、一人で文書を作成する分にはほとんど不自由ありませんので、早速アカウントを作成しましょう。

overleafはデフォルトの状態では日本語を処理することができません。日本語を処理する方法には複数ありますが、こちらのサイトが参考になります。また、矢内先生の資料においても別の方法が解説されています。

プロジェクトの中に、latexmkrcという新規ファイルを作り、その中に次のように記述してください。

$latex = 'platex';
$bibtex = 'pbibtex';
$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S';
$makeindex = 'mendex %O -o %D %S';

次にメニューから、コンパイラの設定をLaTeXにしてください。あとはmain.texファイルのdocumentclassjarticleに書き換えれば、日本語が使えるようになります。